2017年4月20日木曜日

黒沢年雄さんを見損なった話

今日のバイキングでだったでしょうか。
俳優もどきの黒沢年雄さんが,こんな発言をしました。

(1)「余計なことだけれど、僕は8回がんをやっている。言いたいのは絶対に医者を信じて。水で治るとか、サルのなんとかで治るとか、祈とうで治るとか一切信用しちゃだめ。絶対にお医者に診てもらって。危ない人は『こんなことしたら治りますよ』とか、絶対に信用しちゃダメ。僕が助かっているのは、お医者さんを信じたから」
(2)坂口杏里さんに対して「芸能人って長く生きるには、すべてにおいて高いレベルで高いレベルの思考力で生きている。この方みたいな『芸能人もどき』みたいな方もいらっしゃる。それと同じにされるのが非常に不愉快」「芸能人ってお金稼ぐの本当は大変なんですよ。ただ、安易。あれが一番お金になる。何千万ってもらえる。だけど何千万なんてもらえませんから、普通の芸能界は。だからそれと同じようにしてほしくない」

いや〜・・・参りました^^;
ここまで“私は無知でバカです”っていう意味と同じ意味の宣言をされちゃうと・・・

黒沢年雄さんが踊るさんま御殿によく出演されていた頃は,天然のおじさんって感じで面白かったから好きだったんだけどなぁ。



はぁ,無知って怖い・・・



(1)がんについて

黒沢年雄さんはお医者さんを100%信じてる。だから助かった。みたいなことを言ってた。
本当にそうかな。
ここからは私の100%推測だけど,お医者さんを100%信じたから8回もがんになった可能性がある。
ネットで検索すると,黒沢年雄さんは抗ガン剤は使わなかったという記事ある一方,抗ガン剤が話題にのぼる記事に参加されているページも見かけた。
だから,よくわからないから一般論でがんを語ると,
“抗がん剤には強発ガン性のものもある”
だから,ガンの治療に抗ガン剤を使うとガンを発症することがある。
人によっては「がんセンターに入ったら生きて出ることない」と言う人もいるみたい・・・。
理由は,抗ガン剤によってガンになるからと・・・。

黒沢年雄さんが抗ガン剤を使っていたかは分からない。
本当にお医者さんのおかげで今生きているのかもしれない。
でも他の可能性として,そのお医者さんのせいで,治療のせいで何度もガンが発症しているかもしれない。
それを知っているのと知らないのとで,黒沢年雄さんの発言の価値は変わるんだと思う。
黒沢年雄さんはおそらく知らない(100%私の推測)。
だから,今日の発言には心底ガッカリした。
私がどうして,無知なんだろうなぁって思ったのかは,(2)の発言を聞いたから。
(2)に関しては100%無知,無知というかあまりにも偏見だと思った。


(2)偏見が過ぎる

坂口杏里さんって,ANRIって名前でAV女優になったんだよね。(テレビ的にはセクシータレント)
テレビで芸人が宣伝しまくってたから,私含め一般の人も知ってると思う。
だから,黒沢年雄さんはあぁいう発言をしたんだと思うけど,AV女優ってアングラな仕事なの?

正直言うと…私は…AV女優って聞くと・・・
「わぁ嫌・・・そんな仕事しちゃって・・・落ちたなぁ・・・」
って思うっちゃう><
でも,よくわからないけど,AV女優と工事現場で交通整理をしているおじさん,何が違う?
もちろん給料は段違いに違うんだろうけど, 「どちらがやりがいがあるか」「どちらが生きために働いているか」「どちらが社会的地位が高いか」etc...
といった具合に,項目別に評価していったら,大差ないんじゃないかなぁって^^;
そう考えて黒沢年雄さんの発言を言い換えてみると,
「何も考えずに工事現場でただ働いてる奴らと一緒にされたくない」
って意味だよね?
坂口杏里さんが楽して稼いでいるように見えるから,発言したんだろうけど,仕事って必ず対価を払っているから,給料もらうには何かを削ってるはず。
例えば一般的な多くの仕事は,費やす沢山の時間の対価として給料をもらってる。
あるいは,アスリートなら時間もそうだけど,能力を捧げることの対価として給料を。
じゃあ,坂口杏里さんは?
自分の価値を売って給料をもらっていたのかも?
だとしても,違法な仕事じゃなきゃ誰かに馬鹿にされる筋合いなんてないと思うんだよなぁ・・・。
そんな風に思うのは私だけかしら。



最後に・・・

予感として,私はガンで死ぬんじゃないかなぁって漠然と思ってる・・・。
だから,医者に「あなたはガンです,これから抗ガン剤で治療をします」と言われたら,素直に分かりました,とは言わない。
その抗ガン剤には発ガン性のあるものは含まれているか,これまでの臨床データから,その抗ガン剤でどうなったのか。などなど。
しっかりと話し合ってから治療方針を自分で決めようと思ってる。

例えば,打撲の風邪や軽い骨折とかの治療なら,すぐに治るだろうから盲目的に医者を信じて何も考えずに処方されたものを飲めばいいと思う。
でも,生きるか死ぬかのときはそうはいかないでしょ?
私の親やさらに以前の世代の方々の多くは,医療のことは一般人には分からない,だからお医者様の言うとおりにするのが最善だ,と思っていたり思っていると思う。
でも,それって間違ってると思う。
実は,最近私が処方されている薬にはも大きな副作用がある・・・
先天性の疾患の対処療法として処方された薬なんだけど,その疾患には効果があっても,関係のない臓器の働きをじわじわ悪くするという効果もあるらしい・・・。
私は処方される前に,そういう副作用もあることを知っていたから,正直飲むかどうか迷って,一度は「私は飲まない!」って言って,治療を拒否した。
けど・・・症状が強烈に再発して,病院も変えたりもしたけど,どこでも同じ薬の処方を促されるし,最後に小さい頃からお世話になっている医者と相談して,結局飲むことに…。
今は,定期的に検診を受けて,治療中^^;

私の場合は,今のところ死んだりはしないけど,生き死にがかかった重大な病気になったら,絶対に詳しく知っておくべきだって強く思った。
死ぬなら,なんで自分は死ぬのか知りながら死にたいなぁって。
抗ガン剤によって人が死ぬことも事実としてあるんです。


あと,坂口杏里さんに対しては私も偏見あって,馬鹿だなぁ恥ずかしいなぁ,なんでそんな仕事するの,お母さんが泣いてるよ,って個人的には思っちゃう。
でも,自分にはそれを批判する資格ないしね^^;

ホントの最後に,ワイドショーってまだ容疑者なのに,犯人確定!って感じで罪状以外のところまで掘り下げて馬鹿にするの?
今回の坂口杏里さんの容疑が本当だとして,どうして“お金に困っていたのか”という点は関係あるからいいと思うけど,職業差別は関係ないでしょ,って。
ホント,今日のバイキングはクソ最低だったわ!

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