2017年7月25日火曜日

ヤマト運輸に同情なんてしない

yahooニュースによると,ヤマト運輸がAmazonに対して現状から1.7倍値上げ(単価270円くらいから470円)を交渉しているそうです。
参考記事は,こちら



ヤマト運輸に同情できない理由

そもそも,Amazonの要求をのんで契約したのはヤマト運輸自身だから。
Amazonの仕事を受けるのは困難だと判断した時点で即座にAmazonと交渉すべきだった。
あと,ニュースになって世論の風向きが自社に有利になってから動き出した。
現場の配達などをしている方々には同情しますが,会社には同情できないってことです。



そもそも1.7倍になったとして増加した利益分はどこへ?

単価が270円くらいから470円への値上げが実現できたとして,その莫大な増益分はどこに行くのでしょうか。
 (1) 全てを人材日に充てて人材を増やして,その給与にする?
 (2) 全てを1人ひとり給料値上げに充てる?
 (3) それとも(1)(2)の両方?
 (4) しれっと隠れて増益分をほぼすべて企業利益に充てる?

(3)じゃなきゃ問題の解決には1mmもならないですよね。
でも(3)ってことは絶対ないと思う。
経営陣の首が1つも飛ばずに実現できるとは思えないからです。
大口顧客を逃したくはないし,企業利益はもっと守りたい。おそらくそこは揺るがないはず。
そうじゃなきゃ,現場のために何かをできたはず,できるはずだった・・・。
でもできなかったし,Amazonだけを悪者にしているから,何も変わってないって思う。
でも絶対に,多少は現場の方々に還元されるはずなので,現場の方々は喜んでいいと思う。
(じゃなきゃ,今度は世間に叩かれるからねw)


YouTuberも悪いよね(八つ当たりw)

多くの・・・いや99%もYouTuberってAmazon信者ですよねw
だって,商品紹介するときって99%Amazonへのリンクのみか,Amazonにうんぬんって言うんだもんw
そりゃあネットユーザーはAmazonで買っちゃうわよ。
きっと世界中そうなんだろうなぁ・・・
品揃えがダントツだから,無難にそれが正解だから,しようがないとは思うのですが・・・。


再配達にも同情はしない!

よく再配達は客が悪いって言うけど,そんなことあるかいっ!!
まず,配達する時間知らんもん。
配達してもいなかったから,取り来いってなったら,配達業じゃないじゃーーんってなりますしね^^;
時間指定したのにいなかったんだから,「追加料金とれ」とか「取り来い」とか,も違う。
だって,時間指定するのにも追加料金払っているでしょうから。
おそらく時間指定バンバンしてもらったほうが,企業としては利益が上がるでしょう。
というか,負担に対する利益率がすごいんじゃないでしょうか,時間指定。


必殺の解決策

自治体(行政)と運送会社が協力して,“自治体指定配達”を格安で始めたらいいんじゃないかしら?
管理人のいる自治体管轄の施設(公民館的な)にまとめて配達して,配達完了通知を受け取った客が近所に取りに行く。
それでいいんじゃない?
そうすれば再発達は0,客も待たなくていいし,元々管理人のいる施設なら人件費も現状維持。
しかも,大型トラックで一気に大量に運べるから運送費も減らせるし,現場の負担も減らせるから,人も増やさなくていい。
追加投資が全くの0で,負担を大幅に減らせて,メリット多量&デメリット0じゃんw
個人的にはこの方が,配達を家で待たなくていいから楽^^



最後に

というか,Amazonと日本の他のネット通販とでは何かヤマト運輸との間で違いはあったのでしょうか。
Amazonは独自に仕分けてからヤマト運輸に荷物を引き渡していたそうですから,ある意味ヤマト運輸がやるべき仕事を肩代わりしていたわけで,他のネット通販より単価が安くても仕方がないとも言える・・・?
いや,でもきっとAmazonからの要求は他よりも多いんだろうなぁ・・・(予想)

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